4月中旬から5月上旬にかけて、レインボーレッドという品種の授粉作業を行いました。
キウイフルーツは雄花と雌花を別の株(木)につける雌雄異株なので、実を成らせるためにこの作業が必要です。

アグリ甲斐では雄木を混植していないので、花粉を購入し、人工授粉作業を行っています。
また、受精したときにできる種の数が多いほど大きな実になるため、雌花に均一に花粉がつくよう人工授粉を行います。
花粉を購入しました。↓

染色石松子という増量剤を混合します。

混合率は、花粉発芽率によって調整します。
花粉発芽率は、花粉の保管方法や授粉作業時の気温や天候などにも影響されます。
作業は花粉受粉機を使用して、雌花にパタパタと羽を当てて花粉を付着させます。

授粉が成功すると、子房が大きくなり出します。

順調に大きくなってくれますように。